2024年の能登半島地震で被害を受けた国指定重要文化財の石造五重塔の修復を行いました。
五重塔の相輪上部分が落下し破損、全体的にも劣化が進んでいる様子がうかがえます。一度解体し、洗い作業、石材強化の後、再度組立を行いました。

破損してまった九輪輪上部は落ちた破片を組み合わせ、図面に起こし、同じ石を用いて今回新たに作り替えました。

落下していた部分もきちんとよみがえり、全体的に安定感が増した様に見えます。今回、一部は新しい石材で作り替えましたが、大部分が昔から受け継がれてきた石材です。趣と威厳を感じる石造五重塔が今後地元の復興の支えとなりますよう願っています。

